「引渡し日までに家財を空にしたい」「大型中心なので安全に搬出してほしい」というご相談。事前に残す物／回収する物のリストと室内・廊下・エントランスの写真を共有いただき、当日は搬出導線の養生・エレベーター運用のルール確認からスタート。混雑時間帯は住民優先で設定し、騒音や通行の妨げにならないよう計画しました。

• 安全・養生：共用床・壁・建具を保護。誘導員を置いて車両周りの安全を確保し、住民動線を最優先。
• 先行仕分け：可燃・不燃・資源・危険物に分類。ガラス・刃物・電池は専用箱で安全管理。
• 大型搬出：食器棚・ベッド・ソファは扉や脚部を外して軽量化。二名持ち＋L字台車で角・段差をクリア。
• 積載固定：重→軽→小物の段階積みで荷崩れ防止（写真2）。平トラは嵩物／箱車は家電・細物で役割分担。
• 仕上げ：見え残りチェック→戸締り→玄関まわりの簡易清掃。写真付きで完了報告まで実施。

川口市の粗大ごみは予約制（電話/インターネット）＋シール方式

• 申込み：インターネット受付または粗大ごみ受付専用048-251-1111（平日9–17時）。品目によっては電話申込が必要です。
• 有料シール：戸別収集は品目ごとに処理手数料納付券（有料シール）を購入して貼付します。
• 自己搬入：持ち込みは事前予約必須（予約専用050-3146-8953）。手数料は10kgにつき100円。受入施設は戸塚環境センター・鳩ヶ谷衛生センターほか。
• 最長辺40cm超は粗大ごみ扱い。通常の集積所には出せません。

引越し直前で量が多いと自治体枠が取りづらいことも。自治体回収＋民間回収の併用で、日程面の不安を抑えられます。

「大型が多く心配でしたが、分担と連携が見事で予定より早く終わりました。エレベーターの配慮も徹底していて安心でした。」

高層・中層マンションでは、共用部のルール遵守と時間帯の調整が品質の要です。今回も先に導線と車両配置を決め、現場では「仕分け・搬出・EV運用・積載」の4ライン分担でロスを最小化。荷台は重→軽→小物で固定し荷崩れ防止、最後は見え残りチェックと簡易清掃まで行ってお引き渡ししました。