一日で2件の遺品整理は

疲れたあ~~。

見積もりの案件や、遺品整理の仕事やら、色々とありまくり。

もうね、こんだけ注文に追われてると、足長バチがぶんぶん飛んでる中の遺品整理ても、フンって鼻息だけで蹴散らしてしまう感じ。

最後の遺品整理案件ですが、やたら酷い状況でした。

不自然に本来汚れなくても良いところがあちこち真っ黒けだったりして、いつもの遺品整理と異なる感じを受けました。

ハッと気づき、これが「恍惚の人」だったのかなあと。

有吉佐和子先生だったかの本で「恍惚の人」なるベストセラーがありました。

その内容はアルツハイマーが進んで何が何やら分からなくなった親が、自らの糞を畳などに刷り込んで、それで恍惚となっていたというすさまじい状況を描いた本。

今日の遺品整理では、そういえばあちこち不自然に黄色がかった状況が多くありました。

あ~、これが、「恍惚の人」だったのかなと、かなり時が経ったと思われる家での遺品整理を行っていました。

人様の糞尿にまみれる仕事ですが、私は誇りを持って仕事をします。

こんな事は他の人にはそう簡単にはできない仕事だからです。

いずれ私らも「恍惚の人」になるかも知れない。

そんな将来の自分が、託す事ができるような仕事ができれば、とは常々思っているところです。

自分が仕事していて、自分の働いてる会社に注文したいなと思える仕事をしたいと思っています。

今日も必死でお仕事、お疲れ様でした。>私