今日は佐野市での片付け案件でした。
ずっと住まわれていない住居内の片付けをご依頼頂きました。
家屋は解体されるとのことで、土足OKな現場でした。
私もこの仕事に就いて長く働いておりますが、床が抜けたというのは初めての出来事でした。
今までも、床が抜けそうっていう案件はちょくちょく出るものの、床ってすごい丈夫なので、一度も床が落ちるって事はありませんでした。
「踏み抜く」という床から足だけがズボッと落ちることはありましたが、床自体が落ちたという体験はこの度、初めて経験しました。
解体する家屋でしたので、床が落ちようとアハハウフフで悪いことをしたという気は全く無い状況です。
家ってのは、たまに空気を入れ替えて換気をしないとダメになるって聞いたことがありますが、ホントなんですね。
20年くらい何もしないで家を放置していると、1階の畳の土台がゆるゆるになってしまうのですね。
私が畳の上を通ったら、ベキベキっと音を立てて落ちました。
やばい感じの床は何度も経験し、すり足で動く事で事故を回避しますが、今回、床が抜けることは回避できませんでした。
畳の1畳分が、ベキベキッと言う音と共に、地面まで落ちました。柱のある部分は頑丈でなんともありません。
初めてのこの感覚は床が落ちるとそのまま、地球の中心まで落ちていきそうな感覚を感じちゃったの。
初めての、慣れない感覚です。
片付け作業は、生い茂った雑草を倒したりして、トラック2台分でしたが、2時間とかからず、あっさり完了致しました。