最近、食べ物屋さんで、割り箸を使わない店が増えてきました。洗って何度でも使えるお箸。
森林資源を考えてのエコとの事です。
しかし十数年前にもなりますが私が大学生の頃、慶応大学食では、それまで洗って使えるお箸を、エコの為に割り箸に変えてました。
割り箸は、余った木や間引いた木を使うので、ゴミを減らすエコになるとの事でした。
ゴミの処分にお金がかかると、木が間引けなかったりして、森が駄目になってしまうと。
なるほど、本来ゴミになるものを使いまわせば、ゴミの減量になり、エコになる。
なのに、どうして最近はMY箸に見られるように、割り箸を嫌う風潮ができてきたのか、不思議でした。
そうしたら、現在読んでる本で、やや解明できました。
日本に流通している割り箸は、現在ほとんどが中国製で、中国では何でも安いので、材木の余った木を使って割り箸を作るでなく、丸ごと全部割り箸にあてちゃうんだそうです。
バッタバッタと切り倒し、建築材につかうでなく、割り箸に。
割り箸なんて安いのに、それでも利益が出るんだそうで。
なるほど。
これでは、森林資源の無駄使い。
エコも時代によって移り変わるものなんですね。