読売新聞での記事で、「笑っていいとも」の番組が終わる事を知った。→こちら
なんとも長寿番組だったようで、1982年からずっと続いているとのこと。
そちらでの番組の司会が皆さんもご存じのタモリさんですが、そちらでのコメント、挨拶に感動しました。
タモリ>「この番組で、初めて芸能人として格好が付いた。感謝してもしきれない。」
タモリさんと言えば、それなりに芸能活動を行っていて、それなりに知名度はあるはずなのに、「初めて芸能人として恰好が付いた」とは、謙虚と言うのか、志が高いのか。
そういえば、今年に参加した勉強会の開会式で、長く勤められた民生委員の代表の表彰式での挨拶で、同じような衝撃を受けた。
表彰される方が壇上で、我々が講堂で挨拶を待っていると、開口一番「高いところから物を申してすいません」と。
あれには、驚いた。
表彰される方のなんという謙虚さ。
表彰に鼻を高くするどころでなく、高いところから物申して申し訳ないという意識の高さに感動した事があります。
タモリさんも、この民生委員さんもそうですが、競争相手を非常に高いところに持っている気がします。
往年の大スターや、神様を目標に競争していれば、比較をした時にまだまだ追いつかない、という謙虚な気持ちになるのではないかと。
その意識の高さ、人間性が、ぽろっとこぼれたような言葉でした。
至らないところ多々ですが、私もかくありたいと思ったところです。