遺品整理の方向性ののこと

連日激論の討論を重ねる。

父と私で、会社の方向性で連日激論を交わしています。

 

父はおしゃべりで雄弁な人間だが、私は寡黙で頑固な人間です。

そんな性質の議論はとにかく父優勢になりがち。

 

今、会社に上がっている議題は、特殊遺品整理の是非について。

事件現場や自殺跡など、そういった現場は凄惨を極めます。

亡くなられた仏様はすごい状態なもので、仏様の葬儀を行う葬儀社様には我々は特別の尊敬の念を持ちます。

 

で、その後を片付ける我々業者にも同様の特殊な使命があります。

奇麗事では済まされない覚悟の居る仕事であり、それを推し進めるかどうかの議論。

 

その議論の中父の前で、私は常々主張していますが、私は困っている人を助ける人間になれと育てられてきたと父の前で主張します。

実際のところ、そのように育てられてきてるというのに、本当に困っている人や会社が居られるのを目の前に、困難だから、苦しいからと辞めたほうが良いと意見してくる。

 

私が独身であることを引き合いに、そんな仕事をしたら嫁の来ても居なくなると言ってくる。

本当に心から、私のことを心配している家族だからこその話なのだろうけど、納得できない。

 

困っている人はどこだ?と重箱のすみをつついて捜し歩いて出てきた話でなく、私どもが仕事をしている中で自然に湧き上がってきた話です。

凄惨な状況の仕事だからこそ、一般の方の代わりに行うべきなのじゃないかというのが私の主張であり、凄惨な状況だからこそ扱うべきでないという父の主張も一理あり、激論となります。

 

凄惨な現場を扱う、扱わないといのは会社の選択肢の一つであり、仕事の方向性です。

私が主張する困っている人の手助けになりたいという気持ちは、両親からそう教わったものであり、それは両親の教育方針であったものであり、それを伝えると声の大きな父の攻撃の手は弱くなります。

 

理想と現実は違うのかも知れないけれど、従業員の生活の保全があり、社会のお役に立ち、困っている人のお役に立つというのであれば、会社の主としてどうしても進めたい。

 

私一人ではやりたい仕事は完了する事はできず、誰からの協力は必須となるもの。

どうしても、家族からの協力は得たいと必死に説得しています。

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