ボランティアのこと2

多くの日本人という仲間が、あれよあれよと亡くなっていく状況が悲しくて悲しくてどうしようもありません。

ただ私は新潟の震災の時にボランティアに参加しましたが、その時思った感想では、素人はうかつにボランティアに参加すると逆に足手まといとなると実感しました。

そりゃそうです、私ら素人は震災地へ車を飛ばしても、地割れ一つでそこから先へ進むことはできません。

倒壊家屋から人を助け出すにもクレーンが要ります。

訓練された団体でないと、こんな時は足手まといになるなと実感しました。

それでもなお、恐ろしい被災の状況を知るに、どうして良いか、もどかしく、苦しくてありません。

たまたま宮城の方での震災であり、埼玉はそれほど被害が少なかっただけです。

震災の中心地が埼玉であったなら、私らがその被害の中心になっているのです。

それを思うと、被害者の悲痛の叫びが、我が叫びに聞こえてきます。

私らにできる事は何か?

今の状況では、悔しいことに訓練されていない私らで出来ることはあまりありません。

新潟の震災でもそうでしたが、物を送るのは逆に負担になってしまいます。

ボランティアの場所に山と毛布や水が積まれて居たのを思い出します。

献血くらいできないかと思い、鴻巣市免許センターの献血ルームへ行ったものの、営業終了で、献血センターはいつ行ってもお休みで、年中休んでる感じがしてなりません。

同じ日本人として、何か助けあいたいところです。